【江戸落語レポート】平成最後の年の瀬、落語イベントが開催されました

更新日:2019.01.12
昨年末、「江戸落語を食べる会」と「花篭寄席」2つの落語会が開かれました。
そのうち、12月27日の「第49回 江戸落語を食べる会」は、五街道雲助師匠が2度目の登場!
「年の瀬の風情、以前より薄くなったような気がします。せめて噺で、江戸の暮れを感じていただければ」と師匠。お噺の最初は、『掛け取り』。

大晦日の借金取りを、好物で気を引きながら、なんとか追い返そうとする主人公。
大家には狂言、魚屋は芝居、酒屋は三河萬歳・・・師匠が繰り出す名人芸に拍手喝采!

二席目はお待ちかね、三遊亭圓朝作『芝浜』。
酒に呑まれ、働いていない魚屋。早朝に浜で拾った革財布に大金が!
妻から全てが夢の話、と聞かされて・・・。
師匠の重みある語り口と、生粋の江戸弁。心温まる人情噺を満喫していただきました。
お楽しみの食事。
芝浜にちなみ、芝魚の海老・鯵・浅利・穴子に加え、金粉入りの「福茶」を味わっていただきました。サプライズ抽選会では、スパークリングワインをプレゼント!
左:お土産の「榮太樓飴」/中央:開口一番は桃月庵ひしもちさん/右:師匠直筆の色紙
1月31日(木)には「第51回 江戸落語を食べる会」(古今亭駒治)を開催。
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