「第61回 江戸落語を食べる会」(春風亭一朝)が開催されました

更新日:2020.01.10
12月28日(土)、2019年最後の第61回「江戸落語を食べる会」を開催しました。出演は生粋の江戸落語の名手、春風亭一朝師匠。演目は長編、歌舞伎でもお馴染みの「文七元結(ぶんしちもっとい)」。
「私の噺を聴いて“芝居も見たくなりました”と言われたときの感動は、今も忘れられません」と師匠。実は、歌舞伎座で9年、お囃子(はやし)で笛を演奏していた経歴を持ち、人情噺に期待が膨らみます。
五十両という大金を落とし大川に身投げしようとする文七を、思いあまって止めた左官の長兵衛。借金のため娘が身売りしてこしらえた五十両を、文七に渡して去ります。
若い文七の動揺、健気な娘、思い詰めた長兵衛・・・江戸っ子を演じたらこれほどの噺家は他にいない!と唸らせる名人芸を堪能しました。

落語の後は、お楽しみの食事。
深川に因んだ浅利飯、元結に見立てた結び昆布、
旬の北海蛸の刺身などをご用意。
恒例のプレゼント企画、シャンパンのプレゼントも!(写真左)


お土産の「榮太樓飴」(左)
春風亭一花さんは「初音の鼓」を披露(中央)/師匠直筆の色紙(右)

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