第二回「花篭語り部金曜会~山本周五郎を読む~」を開催しました

更新日:2019.12.12
遠藤剛さん(左)と内藤和美さん(右)
12月6日(金)歌舞伎座3階「花篭ホール」にて、「花篭語り部金曜会~山本周五郎を読む~」が開催されました。

“朗読”の会、第二回は大河ドラマやハムレット作品など、俳優としてもご活躍の遠藤剛さん、女性の朗読者は内藤和美さん、お二人が出演。

まずは、舞台でご挨拶。
歌舞伎でもお馴染みの「泥棒と若殿」を選んだと遠藤剛さん。「原作は長いので、少し短くしたこの会限定のバージョンで」。内藤和美さんは「橋の下」。「作品に出てくるのは男ばかり。女の私がどう語るか楽しんでください」。

最初の朗読は遠藤剛さん。
泥棒と若殿という立場の異なる2人の交流を描いた人情話。
それぞれの苦悩を分かちあう友情が、心に染みいります。

続いて内藤和美さんの登場。
女性を巡り、かつて親友に手をかけた侍。落ちぶれながらも、同じ境遇の若い武士を諭す…。
男が持ち続ける後悔、老人の切ない思いが会場に伝わりました。

サンタの上生菓子(左)と、プレゼントの「鬼平犯科帳」(コミックス)(右)
お茶菓子は12月ならでは!サンタクロースの生菓子をご用意。サプライズ企画で、前回テーマの池波正太郎・作「鬼平犯科帳」(コミックス)をプレゼントしました!
次回は1月17日(金)。「平家蟹異聞」を、斎藤由織さん、吉崎典子さんに朗読していただきます。お楽しみに。

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