「第54回 江戸落語を食べる会」(柳家さん喬)が開催されました
真夏に季節外れの“みかん”を食べたいという若旦那。番頭がそれを叶えるため訪れた蜜柑問屋で「1つ千両」と出された“みかん”。「千両とは安い」と浮世離れした若旦那と、庶民感覚の番頭との対比が見どころ。師匠の語りが笑いを誘います。
二席目はおまちかね『寝床』。
噺家による浄瑠璃の語りが“しどころ”とあって、枕では、寄席囃子の方々と共演!?師匠が「藤娘」と言えば、それに合わせた演奏を披露するお囃子さん。歌舞伎でお馴染みの「野崎の送り」を、長唄風・浄瑠璃風に弾き分けたりと、たっぷりと演奏を披露。「江戸落語を食べる会」ならではの枕にお客様も拍手喝采!
“下手な義太夫”を語る旦那、その場から逃れようとする長屋連中や使用人。江戸の人間模様がくっきりと浮かび・・・お客様も大満足の一席となりました! 落語の後は、お楽しみ食事。
『寝床』に登場する豆腐屋にちなみ、胡麻油で炒めた「雷豆腐」、成田山名物「鰻ちらし」、成田の御菓子処「なごみの米屋の栗羊羹」など噺にまつわるメニューをご用意。
さらにサプライズ企画!当選者にスパークリングワインのボトルプレゼントも!