11月28日「帰宅困難者支援訓練」が行われました

更新日:2024.12.03
11月28日(木)、銀座地区では初めてとなる、中央区帰宅困難者支援施設運営協議会主催の「帰宅困難者の一時避難受入の訓練」が、GINZA KABUKIZA 地下2階「木挽町広場」を会場として行われ、協議会員をはじめ、中央区、京橋消防署、築地警察署、地下鉄事業者の方々に参加協力をいただきました。

訓練では、午前9時頃、都心南部を震源とする地震発生を想定。
最初に、木挽町広場のお客様を退避誘導し、GINZA KABUKIZAの施設の安全点検を行い、一時滞在施設の開設が可能との判断を行いました。
一時退避のため、劇場正面や地下鉄の通路に移動していただきました
続いて、一時滞在施設の開設準備を開始するとともに協議会員へ応援要請をしました。同時に避難者の方々に当施設の受入ルールを確認いただいた後、「一時滞在施設入場申込書」を記載していただきました。
また、開設準備の待機時間を利用し、当施設に備えている「支援物資」や「災害用特設公衆電話」をパネルで解説しました。
「一時滞在施設入場申込書」を記載し、受け入れをスムーズに進めます
受け入れ体制が整ったのち、帰宅困難者の受け入れを行い、備蓄品の配布を行いました。
訓練の合間には、非常用トイレの使用方法や、木挽町通り沿い敷地内の災害対策用マンホール型簡易トイレの設置位置の確認などを行いました。

非常用トイレの使用方法(左) 災害対策用マンホール位置の確認(右)
参加者からは、「具体的な避難のイメージが持てた」「平日の人通りが多い時間に体験できて良かった」「避難してきた健常者の方の協力が大切」など、訓練の振り返りを行っていただきました。

GINZA KABUKIZAは、中央区の災害時の帰宅困難者一時滞在施設としての役割を果たすため、防火・防災管理や自衛消防に取り組んでいます。

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