令和6年「安全祈願祭」を挙行しました
劇場や建物関係者が列席する中、鐡砲洲稲荷神社の神職による祝詞が奏上され、関係各社の代表者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われました。
かつての歌舞伎座では、ボイラーの火入れを行う毎年11月中旬に、火災予防と建物の安全を祈願し、「汽缶祭」を執り行っていました。
現在の歌舞伎座は、直火を使った設備はないため、従前のボイラー火入れ式という意味合いは薄れますが、「安全を守る」という精神と伝統をを継承し、「安全祈願祭」として、劇場と諸設備の無事を祈願しています。
毎年恒例の、歌舞伎座での冬の始まりの行事です。