「帰宅困難者受入れ訓練」が開催されました

更新日:2024.08.30
主催者:中央区帰宅困難者支援施設運営協議会
8月28日(水)、災害発生時に屋外滞留者による地域の混乱を防止するため、中央区の民間事業者が所有する一時滞在施設等の運営体制を官民連携のもと支援する中央区帰宅困難者支援施設運営協議会、中央区(防災危機管理課)、そして熊本地震や能登半島地震時に迅速に被災地への救援物資を輸送する体制を構築し、速やかに物資輸送を展開したアマゾンジャパン合同会社の3者が協働で実施する『帰宅困難者受入れ訓練』が GINZA KABUKIZA 木挽町広場を会場に開催されました。
受け入れは英語でも対応(左) 帰宅困難者に支援物資を提供(右)
今回の訓練では、震度6強の地震が発生、広域で鉄道の運行が停止している状況を想定。地震発生から3時間後に受け入れ態勢を整え、来街者への避難誘導、支援物資の提供が行われました。

銀座地区は、国内からの来街者に加え、非常に多くの外国人旅行者が訪れており、様々な国籍の身の寄せどころのない人々(屋外滞留者)が多数発生する可能性が高く、今回は日本語以外に英語での対応も考慮した訓練となりました。
帰宅困難者受入れ訓練の他に、支援物資の受入れ訓練、中央区防災マップアプリを使った情報連絡訓練など協議会、アマゾン、中央区の3社が連携を図り、密度の濃い訓練を実施することが出来ました。

訓練への参加協力として協議会の幹事(清水建設(株)、三井不動産(株)、東京建物(株))、GINZA KABUKIZA 、また、アマゾンジャパン合同会社より多くの訪日外国人役として協力をいただきました。

また今回、アマゾンジャパン様から実際に被災地に赴いた経験やノウハウから、簡易トイレをはじめとした衛生備品を中心とした災害支援物資の贈呈を受けました。

GINZA KABUKIZAでは、突発的に発生する災害に迅速に対応できるよう、定期的な訓練を今後も実施していきたいと思います。
劇場前でも、道行く皆様に帰宅困難者支援援物資をお渡ししました

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