新緞帳のご紹介「春秋(しゅんじゅう)」 更新日:2023.09.03 新開場十周年を記念して、当月(2023年9月)より、新緞帳「春秋(しゅんじゅう)」が掲飾されています。 ■作品のご紹介 夜は幼少期の作家にとって荘厳であり、どこか怖いが惹きつけられる魅力を持った世界であった。満月はそのころの記憶を呼び起こすものであり、“刻”をテーマに描く作品の象徴である。地上では季節が廻り、生命もまた廻る悠久の刻を、静かに月が見守っている作品となっています。 ■作者 田渕俊夫 ■寄贈 清水建設 株式会社 ■製織 株式会社 龍村美術織物 ■調製 株式会社 三越伊勢丹 横断幕の付いたトラックでの搬入(左)と、吊り込み作業(右)の様子 修祓式(左)、原画を前にする田渕俊夫画伯(左から3人目)と、緞帳をご寄贈いただいた清水建設(株)、松竹(株)・(株)歌舞伎座の関係者(右)