建替え現場から
【平成22年10月28日】 起工式が行われました
10月28日(木)、平成25年春に再開場する新しい歌舞伎座の起工式が行われました。
午前11時からの神事には、株式会社歌舞伎座 代表取締役社長 大谷信義、松竹株式会社 代表取締役社長 迫本淳一の他、松竹関係者、歌舞伎俳優、設計、施工の関係者ら約100名が出席。鐡砲洲稲荷神社の神主様による祝詞や、関係者による鍬入れなどが行われ、列席者全員が工事の無事を祈りました。
直会(なおらい)では日本俳優協会中村芝翫会長が、「第一期の歌舞伎座が開場して本年4月に第四期の歌舞伎座が閉鎖されるまで、およそ120年以上にわたり、歌舞伎座は日本を代表する劇場として君臨してきました。本日、第五期歌舞伎座が新しい歴史の第一歩を踏み出す起工式に臨み、私たち俳優も深い感銘と期待に胸が高鳴る思いでございます。完成の暁には素晴らしい舞台をお目にかけるよう、一層芸道に精進し、後継者の育成に力を尽くす所存でございます。」と祝辞を述べられました。
直会で挨拶を行う大谷信義社長(写真左)と、迫本松竹株式会社社長との鍬入之儀の様子(写真右)。
注目度も高く大勢のマスコミの方が取材に訪れました。会場では第四期歌舞伎座の瓦などが展示(写真右)されました。
当日は、現在の歌舞伎座の敷地も公開されました(写真右)。