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「第十九回 江戸落語を食べる会」(出演 桂文治)が開催されました

3月28日(土)、歌舞伎座お食事処「花篭」で「第十九回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回の噺家は、「江戸落語を食べる会」最多の4回目となる桂文治師匠。

演目の一つは『阿武松(おおのまつ)』、相撲取り、しかも人間離れの大食いが主人公の噺。
「私も相撲が大好きで、生まれたのはUSA、大分県の宇佐というところ(笑)。昭和の大横綱“双葉山”生誕の地としても知られ、小学校や中学校には必ず土俵がある」、呼び出しや行司の物まね、場内アナウンスまで飛び出し、場内は拍手喝采!たっぷり1時間近く語っていただきました。


写真左:お重の中心は【大関】筍飯、上段左から時計回り 【関脇】鮪、【幕下】筍木の芽味噌、【十両】蛸桜煮
【幕下】大根味噌漬け、【小結】鰆幽庵焼き、【幕下】ふきのとう海苔、【十両】高野豆腐、【幕下】じゃこ有馬煮。
右は【横綱】の「鶏ちゃんこ汁」(下)と「焼き鳥串打ち」
写真右:献立の「じゃこ有馬煮」を解説する前田料理人

相撲に因み献立表も「番付」と題し、「筍飯」も土俵に見立ててご用意。
師匠も「幕下から、名前が相撲の番付のようにあがっていく、洒落てますね。」と喜んでくださいました。

食事の合間には歌舞伎座厨房前田料理人による「じゃこ有馬煮(ちりめん山椒)」の解説もあり、お土産も「大相撲白星餅」と“相撲づくし”の会を楽しんでいただきました。


 左:お土産の「大相撲白星餅」
中央:開口一番は春風亭昇羊(しょうよう)さん/右:師匠直筆の色紙

「江戸落語を食べる会」の次回開催は平成27年5月30日(土)。
出演は柳家権太楼で、演題は『唐茄子屋政談(とうなすやせいだん)』、料理は「松花堂弁当」。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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