ホーム > 最新情報 >お知らせ

「第十一回 江戸落語を食べる会」(出演 桂文治)が開催されました

3月29日(土)、歌舞伎座お食事処「花篭」で「第十一回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回の噺家は、第2回、第5回に続く桂文治師匠。生まれはUSAと話す師匠、実は大分の宇佐(USA)!観光大使もなさっているそうです。

演題の一つはこの時期ならではの『長屋の花見』。「花が咲くまでの期待感が笑いを生む噺、花が咲くと笑いが半減するのですが・・・もう咲いちゃったんですね」(笑)。
二つ目は『源平盛衰記』。文治師匠らしく高座から身を乗り出しての噺は、客席が近いので迫力も満点!
「(この会は)私の噺が終わらないかぎり料理が出てこないけど・・・。ただ、今日は調子がいいから(長引きそう・・・)」と気を持たせていました。

噺の後にはお楽しみの「江戸の花見弁当」。
“酢みそ”でいただく、さよりの細作り、車海老鬼殻焼きなど、食材は全て東京近辺でとれたものでご用意しました。


写真左:「江戸の花見弁当」左上から時計周り、「口代わり」「煮物」「お造り」「焼飯」
写真右:当たり(?)の「タクアンと漬け物」

さらに今回はサプライズ企画も!
『長屋の花見』の噺にでてきた見せかけの花見弁当よろしく、厚焼き玉子と蒲鉾の代わりに、タクアンと大根の漬け物が入ったお弁当を、“2つだけ”用意しました。そのお弁当に当たった幸運(?)なお客様には、文治師匠のサイン入りのCDをプレゼント!もちろん、厚焼き玉子と蒲鉾はあとから食べていただきました。



当選したお客様とプレゼントのサイン入りCD


当選したお客様からは「びっくりしました、とても楽しい企画」「でもこのタクアン、お酒に合いますよ(笑)」と喜んでいただきました。
文治師匠からは「お弁当に“当たり”を入れるなんて粋ですね。歌舞伎座のお客様ですから、あまり下品なところは抜いたつもりなんですよ(笑)」。



左:お土産には「道明寺桜もち」と「白鶴(大吟醸)」をご用意
中央:高座と客席の近さも「落語を食べる会」の魅力/右:会場入口には直筆の色紙も飾られました


「江戸落語を食べる会」の次回開催は5月30日(金)。
出演は春風亭一之輔師匠で、演題は『鰻の幇間』、料理はもちろん「鰻」です。
詳しくはこちらをご覧下さい。

ページの先頭へ