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歌舞伎座石膏レリーフがロビーに飾られました!

第一期から四期の歌舞伎座の外観をモチーフにした石膏レリーフが完成し、1階ロビーに飾られました。
石膏の白と朱の額装のコントラストが目を引き、歌舞伎座のロビーが一層華やかに彩られることになりました。
レリーフは出来るだけ薄い厚みで、いかに立体的に表現させるかがポイント。写真では分かりづらいのですが、暖色系の大間の照明の下で、歌舞伎座の特徴である大屋根が浮き彫りとなり、とても美しい仕上がりとなっています。

このレリーフを製作したのは、株式会社植野石膏模型製作所。
劇場四階「想い出回廊」に展示されている歴代の縮小模型も、同社によるものです。
東京駅の駅舎の建築石膏美術装飾なども手掛けている同社は、今回の建替えでも屋根部材の組物の保存調査と型どり作業を行ないました。


11月興行初日開演前、株式会社歌舞伎座 代表取締役社長 大谷信義、松竹株式会社 専務取締役 安孫子正により、除幕式が執り行なわれました。
大谷社長より「お客様の目に真っ先に触れる場所に、歌舞伎座の長い歴史を感じていただけるレリーフを飾ることができました」とご挨拶があり、関係者から大きな拍手が沸き上がりました。

<ご参考>
歌舞伎座変遷(歌舞伎座ホームページ、歌舞伎座資料館より)

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