「初午祭」が執り行われました
2月7日(水)、歌舞伎稲荷神社で「初午祭」が斉行されました。
最近では目にすることの少なくなった「午祭(うままつり)」。
歴史は古く、和銅4年(711年)の2月に秦一族が山城国に於いて、稲の精霊をお祀りした所、家運が向上したという伝承があります。
その後、各地へ広まり、農作業が始まる旧暦2月の午(うま)の日に、稲荷神社で五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄などが祈願されてきました。
左:お客様も大勢ご参拝!/右:今年の歌舞伎稲荷神社の大地口は襲名口上!
歌舞伎座では、毎年二月の“初午”もしくは“二の午”の当日の朝、鐵砲洲稲荷神社の宮司により、一年の無事を祈願したお祓いを行っています。
左:お神酒と体も温まるお汁粉/右:外国からのお客様も多く見かけました!
ご観劇のお客様にも、昼の部、夜の部の幕間にご参拝いただき、寒い中、並んだお客様に、お汁粉とお神酒が振る舞われました。
お客様も一緒に、劇場や興行、また自らの安寧を祈願いたしました。
開場前の祈願の様子