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第一回 新藤茂の浮世絵塾~花篭大学~「一枚の浮世絵から江戸を魅る」が開催されました


実物の浮世絵の美しさを体感していただけるのもこの会の魅力

12月8日(土)花篭ホールにて、第一回 新藤茂の浮世絵塾~花篭大学~「一枚の浮世絵から江戸を魅る」が開催されました。浮世絵の“絵解き”をテーマとした企画、今までよりも専門的な内容に、講座はちょっと授業風。
講師はお馴染みの、20年以上も、「歌舞伎絵暦」を監修している新藤茂先生。

まずは「2019年版歌舞伎絵暦」の「政岡と頼兼」(上写真・左)から、「当時の襲名公演で、背景に矢と的。矢が目出度く“大当たり”!」などの解説で会はスタート。

新藤先生が伝えたいのは「“見ただけでは分からない”隠されたメッセージを読み解く事で分かる、浮世絵が持つ奥の深さ」。

「例えば、この『名所江戸百景 駒形堂吾嬬橋』(写真左)。なぜ飛んでいるのが“ほととぎす”なのか?赤い旗は何?」と。
魅力いっぱいの一枚の浮世絵を、駒形の名店や有名な俳句との関係を交え、深く解説していただきました。

「浮世絵を理解するためには、歌舞伎をよく知ること。江戸の庶民が“洒落てる!”と楽しんだ謎解きが浮世絵には隠されています。これからも一緒に学びましょう!」と先生。お客様も次回の講座を楽しみにしていました。

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