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「第四十三回 江戸落語を食べる会」(三遊亭兼好)が開催されました

6月27日(水)、歌舞伎座3階「花篭」にて、「第四十三回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
出演は初登場の三遊亭兼好師匠。「歌舞伎座は来るだけでワクワクします。お客さんの着る物も綺麗!寄席では“寝起き姿のお客様”もチラホラ(笑)」師匠らしい軽快な口調で、枕もたっぷり!


一席目は、『権助魚(ごんすけざかな)』。
夫の浮気を疑う妻から見張りを言いつけられた使用人の権助。
旦那からは小遣いを渡され、アリバイ作りを任されますが・・・下手なアリバイを問い詰める妻と権助のやりとりに、場内は大笑い!

二席目はお待ちかね『船徳』。
親元を勘当された若旦那の徳兵衛。居候先の船宿で、船頭を志すも、もともと力のない若旦那。いざ漕ぎ出すと、棹は流され、艪も扱えず、とうとう川の真ん中で「もうやめました」と!
登場する人物の粋な語り口や振る舞いなど、聴きどころも見どころもたっぷり。客席からは「素晴らしい」と拍手喝采!

楽屋に戻った兼好師匠。
「『船徳』は思ったより体力をつかう、年々つらくなっていきます(笑)」と。「歌舞伎座という“特別”な空間ですから、早い時間にお客さんに笑ってもらい、緊張をほぐしていただけるように心がけました。」


『船徳』に出てくる献立もお楽しみいただきました!(左) プレゼントのスパークリングワインで乾杯!(右)


落語の後は、お楽しみの食事。
舞台となる柳橋の名店「ぼうず志ゃも」にちなんだ「軍鶏鉢」、ほおずき市にかけて「ほおずき手まり寿司」など噺にまつわるメニューもご用意♪
さらにサプライズ企画!当選者にスパークリングワインのボトルプレゼントも!


左:お土産の「こっぽり(金平糖入)」/中央:開口一番は三遊亭しゅりけんさん/右:師匠直筆の色紙



サイン入りの著書「お二階へご案内~」、落語情報満載の「東京かわら版」の販売も好評でした!

次回の「江戸落語を食べる会」は、7月30日(月)開催。
最多7回目!の出演となる桂文治師匠。演題は『火焔太鼓(かえんだいこ)』。「幕の内弁当」付!
詳しくはこちらをご覧下さい。

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