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「第37回 江戸落語を食べる会」(柳家さん喬)が開催されました

11月28日(火)、今年最後の「第37回 江戸落語を食べる会」を開催しました。
大トリは、さん喬師匠。
噺家50周年を迎え、今春には紫綬褒章を受章!お祝いづくしの落語会に、会場も超満員!

1席目は、『掛け取り』。
大晦日、続々とやって来る借金取り。
困った末に、ある夫婦が編み出した撃退法は・・・。
狂歌好きの大家、浄瑠璃好きの旦那、芝居好きの番頭、それぞれを追い返し、しまいには喧嘩好きの魚屋相手に…借金の帳消しに大成功!

2席目は、お待ちかね『文七元結』。
話の展開は、皆様のご存知のとおりですが、50両を出そうか出すまいか迷う仕草、文七に諭って聞かせる長兵衛の切なさ、江戸っ子の人情噺をたっぷり堪能しました。

「(文七で)だれもが苦しむのが、吾妻橋で50両を渡す場面。“あ、それなら50両やっちゃってもしょうがないよね”って、腑に落ちていただかないといけません。」
「俺がいなくなったら、こいつは死ぬ。俺は人を殺すことになっちゃう。というのが長兵衛の思いなんでしょうね」と師匠。
18歳で弟子入りして50年。「ほんのまだ数年しか経っていないような気がします。(師匠の)五代目小さんを、つねに追いかけて続けていきたい」と、想いを語っていただきました。

続いてお楽しみのお食事は、噺にピッタリな「芝居弁当」!
文七元結の“結”で「にしん結び昆布巻き」「結び白滝」、文七が居を構えた麹町の「鶏の塩“麹”焼き」など、ふさわしい料理が揃いました。


お土産には、師匠直筆の色紙(左)をプリントした小風呂敷(右)をご用意。
当選の2名には、直筆サイン色紙をプレゼント(中央)!大変好評でした。



開口一番は金原亭乃ゝ香さん(左)と金原亭小駒さん(右)のお二人。
師匠の新刊「噺家の卵 煮ても焼いても」(中央)の販売も好評でした!

1月30日(火)には「歌舞伎座 花篭落語会」を開催!
出演は、「花篭」の人気企画「ファミリーらくご」でお馴染みの桂宮治さん!
2018年の初笑い!詳しくはこちらをご覧下さい。

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