第四回「歌舞伎座花篭で学ぶ 江戸食文化紀行」が開催されました
写真左:屋台に並んだ天ぷらの“おかわり” 写真右:串に刺すのが江戸のスタイル!
※「ちくま大学」・・・筑摩書房が各分野の第一人者を招き主催している社会人向け講座

“天ダネ”に適した、新鮮な魚介類が豊富だった江戸。「火事を避ける為に、屋台からスタートした“天ぷら”。その後、“蕎麦屋”でも提供され、徐々に普及していった」と、飯野氏。
「屋台では、“串揚げ天ぷら”が定番。壺に入った天つゆにつけ、大根おろしを乗せて食べるのが、江戸っ子スタイル」と、「天ぷらの歴史」について、食欲をそそられる内容が目白押しでした。

当時人気の「コハダ」「芝エビ」「鱚(きす)」そして「鱧(はも)」の4種類!
会場に登場した「天ぷら屋台」では、お好みの“串揚げ天ぷら”をその場で召し上がっていただくなど、当時の様子を再現!
当日の一番人気は、今では珍しい「コハダ」の天ぷらでした。お客様からは、「胡麻油の香りが良く、骨までカリッとして美味しい」と、好評でした。
▼
次回のテーマは“すし”。“押しずし”がその後“握り”へと発展していった“すしの歴史”について紹介する予定です。
詳細はこちらをご覧ください。