「将棋対局~室谷由紀vs里見咲紀」が開催されました
11月27日(日)、歌舞伎座3階「お食事処 花篭」にて
“歌舞伎の聖地に女流棋士「将棋対局~室谷由紀vs里見咲紀」”が開催されました。
当日は、全国から多くの“室谷、里見ファン”が駆け付けました。昼食の歌舞伎座厨房特製の御膳を楽しんで頂いた後、室谷由紀 女流二段と里見咲紀 女流一級による席上対局が遂にスタート!
実況解説は、日本将棋連盟棋士会会長・佐藤康光九段、同連盟常務理事・島朗九段。
対局は、序盤から中盤にかけて、里見氏が攻勢にでるも、最終盤で室谷氏が盛り返し、逆転勝利を収める白熱する展開に、会場は大いに盛り上がりました。
対局後の解説の様子(左)と大盛り上がりのトークショー(右)
女流棋士の活躍の様子、関西と東京の将棋環境の違い、歌舞伎と将棋の起源は、ほぼ同じ年代だったなど、内容も盛りだくさん!
また、その後のお楽しみ「抽選会」では、里見氏の幼少時の趣味や出身地にまつわるクイズを出題。当選者には、お二人から豪華プレゼントが贈られました。
左から佐藤康光九段、室谷由紀女流二段、里見咲紀女流一級、島朗九段
室谷氏からは、「イベントで将棋の良さが伝わるととても嬉しい。タイトル戦以外、和服は着ないので、それも貴重な機会」。
里見氏は、「最終盤で負けてしまい少し残念だった。でも、間近でファンの方に観ていただいて刺激になった。歌舞伎座で将棋を指せたのがとても嬉しい」とのコメントが。
また、解説の島九段は、「歌舞伎と将棋はどちらも日本の文化、その強みを次世代に継承していきたい」と振り返り、佐藤九段は、「実は、弟が歌舞伎俳優(市川段一郎)。ご縁があり、歌舞伎と将棋のコラボでまた何かチャレンジできれば」と“次の一手”へ抱負を頂きました。
左:イベントの最後に行われた撮影会 右:歌舞伎座厨房特製のお食事も楽しんでいただきました