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「第二十八回 江戸落語を食べる会」(林家たけ平)が開催されました

9月30日(金)、歌舞伎座「花篭」にて、「第二十八回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回の噺家は、林家たけ平師匠。今春、真打になりたて、期待の若手落語家です。



最初の演目は、ご存知『目黒のさんま』。目黒へ馬の遠乗りに出かけたお殿様、下魚の秋刀魚を初めて食べ、その味が忘れられなくなる噺。
秋刀魚を美味しそうに食べる仕草など「見どころ」もたっぷり。
食事を前に食欲もそそられ、会場は、笑いで大盛り上がりでした!

2席目は『徂徠豆腐(そらいどうふ)』。
世に出る前、豆腐とおからで飢えをしのぎ勉学に励む儒学者 荻生徂徠と、その人柄に心を打たれた豆腐屋との人情噺。客席は、先程とは打って変わり静かな雰囲気に。

「2つの全く違う噺が聴けた“お得感”もあったのでは」とたけ平師匠。「“歌舞伎座”での寄席、緊張しましたが、会場は良い雰囲気でした」と、会を振り返りました。


「さんま御膳」

お楽しみのお食事は、当然『目黒のさんま』から「秋刀魚尽くし」!
秋刀魚の手網焼き・竜田揚げ・寿司・ご飯などに師匠もご満悦でした。


左:お土産の「栗ぽてと」/中央:開口一番は林家あんこさん/右:師匠直筆の色紙

今年最後の「江戸落語を食べる会」は、11月28日(月)開催。
出演は、九代目林家正蔵師匠。演題は『ねずみ』。
料理には、噺の舞台の名物「牛タン弁当」をご用意。
正蔵師匠で今年も“笑い納め”!
詳しくはこちらをご覧下さい。

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