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第一回「江戸の老舗」を開催しました!

9月28日(水)、歌舞伎座2階花篭にて、第一回「江戸の老舗」を開催しました。
日本橋界隈の“老舗”旦那衆が、リレー形式で江戸の文化や老舗にまつわる話を紹介するイベント。
記念すべき初回は、「浮世絵から見た江戸時代」と銘打ち、創業1590年の団扇・扇子「伊場仙」代表取締役社長、吉田誠男氏が講師を務めました。

和紙や竹の卸問屋から豊国、国芳、広重などの版元となった「伊場仙」の歴史から始まり、「浮世絵が“美術品”ではなく、ゴシップや世相を風刺した、庶民の“情報誌”」であったという話が続きました。

国芳の作品「忠臣蔵十一段目夜討之図」(写真左)が、舶来のオランダの書物(ニューホフ著「東西海陸紀行」)の挿絵を模倣したものだった!や、春画にまつわる話まで浮世絵の奥深さに周囲の反応も興味津々!

当時、歌舞伎興行の販促品で用いられた「団扇浮世絵」(レプリカ)も登場し、江戸の庶民文化がより身近に感じられたにイベントでした。


秋らしく色鮮やかなお食事(写真左)とお土産の「伊場仙 ミニ団扇」(右)

講演と合わせ、旬の食材を使ったお食事も好評でした。
お土産には、もちろん伊場仙のミニ団扇!
「江戸の老舗」次回は12月17日(土)に開催予定です。お楽しみに♪

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