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3月11日「帰宅困難者支援訓練」が行われました


「簡易ブランケット」を体験する参加者

東日本大震災から3年を迎えた3月11日、GINZA KABUKIZA 地下2階「木挽町広場」で、築地警察署、警視庁災害対策課、中央区、松竹(株) 、(株)歌舞伎座と、築地パートナーシップ参画団体(約250名)に参加協力をいただき、帰宅困難者の一時避難受入の訓練が行われました。


参加者による黙祷の様子(写真左)と簡易担架を体験する様子

訓練に先立ち、震災の犠牲となられた方へ黙祷が捧げられ、続いて、中央区防災課から帰宅困難者受け入れの考え方についての説明、さらに訓練参加者に「保湿アルミシート簡易ブランケット」や「エアマット」などを体験していただきました。
その後、警視庁災害対策課特殊救助隊による、毛布を利用した簡易担架などを実演。続いて、東日本震災で支援活動をされた隊員の手記が朗読されました。


築地警察署 三藤署長(写真左)と松竹株式会社 武中常務取締役(写真右)による挨拶

築地警察署の三藤晋也署長から「築地警察署管内の瞬間の一時避難人口数は40万人、帰宅困難者の発生は避けられません。このようなイベント等を開催し、帰宅困難者受入施設の存在をメディアを通じて発信していくことが重要です。受入施設側は、暖かい気持ちで迎え入れることをお願いしたい。」と挨拶されました。

また、松竹株式会社 武中雅人常務取締役からは、「新劇場建替えにあたっては『地域・中央区の人々に防災支援のできる施設』を目指し、中央区や東京都と協議検討をして参りました。完成したGINZA KABUKIZAが、帰宅困難者の一時避難受入施設であることを広め、知見していただくことが大切」と挨拶がありました。

訓練の一環として、地上階の木挽町通り沿い敷地内に、災害対策用マンホール型簡易トイレも設置しました。

先月の2月28日(金)には、歌舞伎座正面で消防演習も行われました。

GINZA KABUKIZAは、中央区の防災支援拠点・災害時の帰宅困難者一時避難受入施設としての役割を果たすべく、防火・防災管理や自営消防に取り組んでいます。


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