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「第十八回 江戸落語を食べる会」(出演 林家正蔵)が開催されました

1月29日(木)、歌舞伎座お食事処「花篭」で「第十八回 江戸落語を食べる会」が開催されました。
今回の噺家は林家正蔵師匠。「何かこう、ウキウキした気分になりますね。歌舞伎座というところは。特にこの場所は「俳優祭」のとき、“いいな”と思っている役者さんたちが、模擬店を出していた場所ですから」と。

演題の一つは『しじみ売り』。師匠いわく、「この噺、好きですね。“良かれ”とやったことが、かえって人のためになっていない。下町の人情の厚さが、こんな風に仕上がる、良くできた噺だとつくづく思います。」

「吾妻橋が出てきますが、歌舞伎の世話物でも舞台になってます。“親方は、この役者”、“しじみ売りはダレソレ”と見立てて話すこともある。」なるほど、歌舞伎好きの師匠ならでは!


写真:上段左から、強肴(イベリコ豚ロースト)、口取り、煮物
下段左から、小豆御飯、焼物(鰆幽庵焼き)、造里。右は蜆味噌汁(上)と柚子饅頭

噺の後はお待ちかねの食事。『しじみ売り』にちなみ、口取りに「蜆真丈」と「蜆の佃煮」、お椀は「蜆味噌汁」。色鮮やかな小豆御飯と、甘味には柚子饅頭!
初春のひとときを、落語と食でお楽しみいただきました。


左:お土産の「聖護院の旬菓 ゆず抹茶詰合せ」(八ツ橋)
中央:開口一番は林家なな子さん/右:師匠直筆の色紙

「江戸落語を食べる会」の次回開催は平成27年3月28日(土)。
出演は桂文治で、演題は『阿武松(おおのまつ)』、料理は「松花堂弁当」。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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