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「第八回・第九回 江戸落語を食べる会 特別企画・忠臣蔵を味わう」が開催されました

11月29日(金)、歌舞伎座お食事処「花篭」で「江戸落語を食べる会 特別企画・忠臣蔵を味わう」が開催されました。
今回は、11月、12月上演中の『仮名手本忠臣蔵』に因んだ演題をご用意。
昼と夜の2部構成で、昼は柳亭市馬師匠による『七段目』、夜は、古今亭文菊師匠による『四段目』をお届けしました。


柳亭市馬師匠(左)と古今亭文菊師匠



市馬師匠も文菊師匠も、芝居味がたっぷり!惚れ惚れする歌舞伎のセリフに、忠臣蔵の舞台の様子が目に浮かんできます。
お客様からは、「噺の中の芝居のセリフが雰囲気たっぷりで、さすが「江戸落語を食べる会」。食事もとても嬉しかった」、「『四段目』のあとに『稽古屋』まで聴けて、歌舞伎座で開催されるこの会ならではの色が出ていて楽しかった」と、ご好評いただきました。


元祖幕の内弁当(左)と豪華芝居弁当

昼のお食事は「元祖幕の内弁当」、夜は「豪華芝居弁当」をご用意。幕の内弁当には、煮物や蓮根餅の揚げ出しなど、芝居弁当には、銀鱈西京焼きや小豆ご飯など、それぞれに工夫を凝らし、歌舞伎座厨房伝統の味をお楽しみいただきました。

市馬師匠からは「お芝居好きのお客様が多いのが、こちらにもよく伝わってきます。三味線や太鼓の音なんかもじっくり聞いて楽しんでくださっているので、演奏も噺も"たっぷり"やらせていただきました。幕の内弁当の彩りも鮮やかで、とてもいいですね」。
文菊師匠からも「近年まれに見る上質なお客様!初めて落語を聴くお客様も多いと思いますが、芸術や芸能に積極的で、アンテナの感度の良い方が多いような感じがします。お食事は歌舞伎座という場所にぴったり、上品な雰囲気に合うお食事を出せるのは、さすが大したものですね」と。

お土産には、忠臣蔵に因んだ「切腹最中」をご用意(写真中央)。会場入口にはお二人の色紙も飾られました。

「江戸落語を食べる会」の次回開催は1月30日(木)。
出演は柳家喬太郎師匠で、演題は『初天神』。「寿御膳とお団子」をテーマに御料理をご用意いたします。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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