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4月27日 木挽町広場 二代目大提灯の吊り替え

第五期歌舞伎座が開場した年に吊るされた大提灯。
圧倒的な存在感を放ち、木挽町広場のシンボルとして多くの皆様に親しまれてきましたが、開場5周年にあたり二代目の大提灯に交換されました。
創業安政元年、江戸手描き提灯の老舗、吉野屋商店謹製です。


稲荷口エスカレーターを止めて運び込まれた二代目大提灯!

4月27日夜、鳶の石津組により吊り替え作業が行われました。
鳶職が足場を組み上げ、まず旧提灯を取り外し、新しい大提灯を畳んだまま天井まで押し上げ、吊るしてからゆっくり広げます。深夜におよんだ作業で、二代目が堂々たる姿を現しました。


二代目は、肩張り、尻張りとも、よりしっかりした型、一層存在感が増しました。また、正面には「木挽町広場」の新たなプレートも。


この大提灯は素材にもこだわり、京都亀山の竹、越前と丹波の和紙を使用され、素材の質や調達時期とも厳選された工芸品です。

「提灯づくりの世界も年々高齢化、若手が伝統を引き継ぎたいと思えるよう、良い仕事をしていきたい」と吉野屋さん。

五月大歌舞伎初日の5月2日には劇場関係者が集まり木挽町広場でお披露目式が行われました。

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