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12月1日からサービスが始まった『チケットweb松竹』。皆様ご利用になられましたか?パソコンや携帯電話からインターネットで24時間チケットを予約できる便利なサービスです。
このサービスの開始とともに、歌舞伎座には新しい機械が設置されました。レトロな雰囲気が漂う歌舞伎座に、少々ギャップを感じるこの機械…。空港にある『自動チェックイン機』にも似ていますが、クレジットカードを差込むだけで予約したチケットを引き取れる機械なのです。
この『切符引取機』をはじめ、歌舞伎座にも写真のように各種の自動販売機が設置されていますが、今では日常生活に欠かせない自販機、一体いつからあるものなのかご存知でしょうか?
実は紀元前215年頃には、エジプトで世界最初の自動販売機が作られていたそうです。もちろん、今のものとは程遠いもので、投入された硬貨の重みで内部の受け皿が傾き、元に戻るまで弁が開いて聖水が出るという『てこ』の原理を利用した仕組みだったそうです。
ちなみに、初代の歌舞伎座が開場する前年の1888年(明治21年)には日本でも、たばこなどの箱型商品の自動販売機が初めて作られ、翌々年には国内の博覧会に出品されたと伝えられています。
機能の面で常に最先端を要求される自販機と伝統を守る歌舞伎座、ほぼ同じ年数を歩んできているとはちょっと面白いですよね。
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