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 観劇の楽しみ方にもいろいろありますが、劇場内での食事はもちろん筋書きやブロマイドなどのおみやげ品を買い求めたり、チラシや観劇チケットを集めるなどなど・・・楽しみ方は人それぞれあると思います。なかでも手軽に記念に残せる物を集める方も多いのではないでしょうか。
 歌舞伎座の窓口でチケットをお買い求めになると専用の袋に入ってきますが、このチケット袋、中のチケットを大切に守ってくれているものの、袋自体の扱いは、ついついぞんざいになりがちです。
 実はこの袋、今でこそ一種類の図柄ですが、以前は写真のように毎月異なり、その月だけの絵柄でお渡ししていました。
 
 きれいな絵にその月の興行名も入り、手軽に記念に残すにはピッタリのもので、今では貴重なコレクションとなっています。メルマガを読んでいる皆さんの中にも集めた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
 チケットホン導入以前は、歌舞伎座の窓口では歌舞伎座だけのチケットを扱っていましたのでこういった工夫も可能でしたが、コンピュータ化により他劇場の分も多数扱うようになり、チケット袋も一種類に統一せざるを得なくなりました。
 近頃は気軽に写真を楽しむ時代、チケット袋の替わりに自分の好きなクリスマス風景をチケットに添えて、12月の観劇記念に残されてはいかがでしょう。
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