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屋根の上にすらりと伸びた物体。
「テレビのアンテナ?」と思われるかもしれませんが、実はこちら、歌舞伎座の避雷針です。
今月3日夕方には、激しい雷雨が東京都心部を襲い、国会議事堂では中央塔の避雷針付近に落雷があり、屋根の一部を破損している様子が、テレビや新聞などで大きく取り上げられていました。
歌舞伎座でも、「鳴神」よろしく大きな雷鳴こそ響きましたが、おかげさまで何事もなく終演を迎えました。長年勤める従業員によると、「歌舞伎座に雷が落ちたことはない」ようです。
雷神様は混迷する政界には喝を入れて、歌舞伎座はお守りして下さったのかもしれませんね。
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