めでたく千穐楽。絵看板もお疲れさま。

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二ヶ月に亘った「尾上松緑襲名披露興行」も、お蔭様で無事千穐楽を迎えました。千穐楽から翌月の初日まではしばらく日数が空きますが、その間も劇場は決して休んではおりません。このわずかな期間に俳優さんやスタッフの方々は稽古で汗だく、また劇場のあちらこちらでさまざまな模様替えが行われます。

劇場の表を飾る絵看板も一ヶ月の勤務を終えて翌月のものに入れ替えられます。このように裏から出し入れしますが、手に抱えてみると案外大きいものだということがお分かりでしょう。この他にも看板類、ちょうちん、懸垂幕、場内の装飾、ポスターなど、なかなか気が付かないかも知れませんが、毎月こまめに変わっているものがたくさんあります。どこが先月と変わっているか？今度劇場に来たらちょっと見回してみて下さい。ひょっとすると新しい発見があるかもしれません。