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『テーマカラー』と言う訳ではないのですが、歌舞伎座には『赤』を基調とした様々なものが存在します。
正面玄関から入って真っ先に目に入る『絨毯』や『提灯』、1階から2階へ抜ける『柱』や客席への『入場扉』。また、お土産物の『小袋』や『包装紙』にも『赤』が使われています。
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そして、歌舞伎座の厨房には写真のような『赤』があるのです!これは、日本近海で捕れた『黒鮪』なのですが、見ているだけでウットリしてしまいますよね!大きいものだと全長が3m、重さが380kgにもなる『黒鮪』は、鮪の中でも一級品と言えるでしょう。(歌舞伎座グルメ探訪その6「鮪」)
皆様に提供させていただく寿司ネタの鮪は、厳選された『黒鮪』のみを使い、『にぎり』『ちらし』『鉄火巻』の3種類の寿司を提供しています。
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話しは全く変わりますが、以前このコーナーで『何故東京湾で捕れない魚を使った寿司が江戸前寿司なのか?』という話しをさせていただきました。当然『鮪』も東京湾では捕れない魚ですので、昔は『コハダ』や『アナゴ』からよそ者扱いをされたかもしれません…。
ここで問題!
江戸前寿司の仲間入りをする為に、『にぎりの鮪』は試行錯誤を繰り返し『鉄火巻』に姿を変えたところ、立派な江戸前寿司の一員として認められたそうです。それは一体何故でしょう?
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『江戸っ子として歌舞伎に欠かせないあるモノの配色を真似たから!』と言うのが理由なのだそうですが、勿論これは本当のような嘘の話しです…。
『わさび』の緑、『海苔』の黒、『鮪』の赤…。それでも分からない方は、実際に並べてみてみましょう!
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