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今、評判の「電車男」。実は電車に関していえば、ある時期から「歌舞伎」もちょっとした話題となっています。 |
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言ってみれば「電車歌舞伎」・・? |
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電車と、芸能の世界の歌舞伎とは全く接点が無いように見えますが、その枠を超えて「歌舞伎」と呼ばれる電車が走っていることをご存知ですか?なぜそう呼ばれているかは写真の通り。電車正面の赤と黒のラインが、歌舞伎の隈取りを思わせるデザインに見えるからです。 |
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このデザインが、鉄道現場の方はもちろんマニアや一部乗客から、通称「歌舞伎」・「歌舞伎塗装」などと呼ばれ親しまれています。もちろん正式名称ではなく、命名者も不明。でも、ちゃんと愛称名として通じます
このデザインになった訳を調べてみました。電車もある程度の年数で客室内の改装を行いますが、その「リニューアル車両」を表すためと、ステンレス車両自体、外部からの視認性を高めるため、車体外装を今の赤黒デザインにしたそうです。とうぜんかもしれませんが、初めから特に歌舞伎の隈取りを意識したわけではなかったのですね。 |
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東急多摩川線の7700系ワンマン運転「歌舞伎」 蒲田駅 (左下共) |
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上の写真の車両8019は、1971年の製造。1993年に「歌舞伎」塗装になった最初の車両で、ご覧のとおり今でも元気で活躍しています。
現在この「歌舞伎」塗装は、東京急行電鉄の東横線、池上線、多摩川線の一部先頭車両に施されています。ただし数が少ないので、もしホームに居て運良く来たら、それこそ「キター!!」。
ちなみに東横線は、歌舞伎座の最寄駅「東銀座駅」のある東京メトロ日比谷線と相互乗り入れしていますが、残念ながら「歌舞伎」車両は、乗り入れ運転していないのでご注意ください。
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