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今更かもしれませんが、今年は松竹110周年。ということで、歌舞伎座でも色々考えられた企画が目白押しです。(演目だったり、演出だったり)
 
今回の写真ギャラリーはポスター。何だポスター写真かと思われそうですが、写真の、お客様の影が映った時代物のポスターウィンドーには、今、いつもとちょっと趣が違うポスターが掲示されています。
 
当劇場のポスターは毎月、その月の演目が全部載っているものと、一部の主役だけのものとがあり、これは歌舞伎公演は演目も多彩、主役となる出演者も多い、というので数種類になります。もちろん、これはこれで大変なことです。特に生の役者さんのポスターを見ると、歌舞伎らしいすばらしい様式美を感じて納得しますが、とにかく絵になりますね。
ただ今回は、このウィンドーの中に、英字が入っている今月のポスターや、生の人物でない人形の来月のポスターが並んでいます。これは大変めずらしい事です。記念的な意味も含めて取り上げてみました。
常のように、皆様の目を釘付けにする歌舞伎座のポスターですが、また、新たな流れが生まれそうです。
(えっ、写真ではよく見えないって?このウィンドーは劇場正面左側にありますので、ぜひ来場時こちらでご覧ください。)

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