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「第四十回 江戸落語を食べる会」(柳家喬太郎)が開催されました

3月29日(木)、歌舞伎座3階 お食事処「花篭」にて、「第四十回 江戸落語を食べる会」が開催されました。噺家は、喬太郎師匠!記念の40回公演はおかげさまで満員御礼!


「この会のお客様は素晴らしい。お客様の気持ちが一つになっているのがよく分かります・・・“早くメシ食わせろ”と(笑)」と師匠。
大好きな特撮物や大相撲、さらには“カナダからの手紙”の熱唱には会場から手拍子も!
師匠ならではの“枕”で、会場は早くも笑いの渦に!

最初の演目は、お待ちかね『花筏(はないかだ)』。看板力士・大関“花筏”に瓜二つの提灯屋。
親方に頼まれ“替え玉”に。相撲はとらない、という約束が、強敵と対戦することに・・・。
土俵上の息遣いなど、師匠の仕草に会場は大ウケ。

2席目は新作落語『路地裏の伝説』。幼なじみで集まった50代の男達。
子どもの頃の「口さけ女」「ラッキーおじさん」など、都市伝説を話すうちに、当時、流行った怪談「風邪引くなおじさん」の話題に。
そのおじさんの正体はなんと・・・。笑いが続く展開、あっという間に会はお開きに。

楽屋に戻った喬太郎師匠。
『花筏』は、「下手に演じ込んじゃうと、人情噺になっちゃう」。対して、『路地裏の伝説』は、「マニアックでなく、軽過ぎず、重過ぎず、バランスが大切。お楽しみいただけたのでは」と、会を振り返りました。

噺の後は、お楽しみのお食事!
今回は『花筏』の舞台、千葉・銚子から、魚料理をご用意!
カツオの刺身、筏に見立てた鰯の目刺し、鰯つみれ、浅利佃煮など、お客様もご満足でした。


左:お土産の「プチガトーセレクション」/中央:開口一番は三遊亭ぐんまさん/右:師匠直筆の色紙

次回の「江戸落語を食べる会」は、4月27日(金)開催。
出演は、初登場の橘家圓太郎師匠。演題は『棒鱈』。「幕の内弁当」付!
詳しくはこちらをご覧下さい。

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