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「赤松のミニ盆栽 苔仕立て」が開催されました!


お手本の盆栽(左)と、参加者の手作り盆栽(右)

10月29日(日)、歌舞伎座3階お食事処「花篭」にて、盆栽アーティストSHIGEO FUJITA氏を講師に招いた「赤松のミニ盆栽作り」のイベントを開催しました。
今回のテーマは「赤松のミニ盆栽」前回(3月開催)の「桜」と共に人気の素材です♪

まずは、盆栽の基礎知識について。
「盆栽は“根張り”が大切、地面を掴むような力強さ」があることなど、「盆栽のつくり」を紹介。
様々な“樹形”についても、崖からのりだした姿の「懸崖(けんがい)」、変化に富んだ細い幹の「文人木(ぶんじんぎ)」など、プロジェクターを使い詳しく解説。これから造る盆栽のイメージを創り上げていきました。



制作手順 左から「針金巻き」「植込み」「苔貼り」「水切り」

続いては、当日のメインテーマである「赤松のミニ盆栽」づくり!
今回は針金で松の形を整える、他ではなかなか体験出来ない“特別篇”。
松の苗や鉢を自分で選んだ後、早速制作に取りかかりました。
針金を松の樹に丁寧に巻き付け、鉢に植込み、土を掛け、苔を貼込みます。
10秒ほど水に浸け、約1時間で「赤松のミニ盆栽」が完成。

仕上げに、針金で“補強した”枝を曲げるなど、好みの姿に。
形も様々、自分オリジナルの“作品”に皆様ご満悦でした。

「3ヶ月後を目安に、もう一度針金を巻き直し、さらに姿を進化させてほしい」と、講師のFUJITA氏。「今日の盆栽を20年、30年と可愛がり、成長を感じていただけたら」と会を振り返りました。


自分好みの松の苗を選びました(左)お土産には、11月の顔見世大歌舞伎『忠臣蔵』から「切腹最中」を♪(右)

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